ゆるいギョーザの話
4歳の娘が餃子を作ってくれたんやけども、
皮、閉じただけなんよな
そやから
こうなるんやわ。
父親なので、これを、ホクホクした気持ちで見てるし、
むしろ、喜んでおります。
けど、
これが誰かの仕事やったらどうなんやろなと思ってから
思わず、考え込んでしまった。
40歳のおっさんが、
この「ゆるい餃子」みたいなことしてないやろか
考え込んでしまうわ。
包んだつもりで、包めてないギョーザ、
「はい、おまちどうさま!たんと召し上がれ♪」
っていうて自信満々で提出してないやろうか!!
そんなん、娘なら全力かわいいけど、
40のオサーンがやってら、恥ずかしいわ~。
好みじゃないとか、そういうんなら、お互い納得やけど、
それ以前の当たり前の部分は、なんとかきちんとできておきたいものでございます。
ある尊敬する人の、
ぞっとするほどのありがたいお言葉、
「自分にとっての当たり前なことは、見落とす」
ワー、キャー!!
口に出して言うと、これまたぞっとして悲鳴上げてもうた。
今まで、見落としてイライラさせてきたみなさま。
ごめーん!!!
この先、見落としてイライラさせてしまうみなさま、
ごめーん!!!
今晩は、そんなこと思いながら、
穴があったら入りたい夜を過ごしています。
ぽくぽくちーん。